Cygwin を使ってみる

2005年頃のある時、私は出張先で支給されたノートパソコンに perl を入れてデータ処理をしなければならない事態になって初めて Cygwin を知りました。Red Hat などの本物のLinuxと違って Cygwin は Windows上で動くLinuxをエミュレートしたものと知り、インストールすることにためらいは少なかったです。 会社支給のパソコンに Red Had のインストールに失敗してデータをダメにしてしまうわけにはいきませんから、そういった意味でも Cygwin はちょうど良かったのです。

Cygwin_front Cygwin.com

私が初めて Cygwin を使ったときは、Cygwin ターミナルを先に起動して、startx と打ち込んで X window を立ち上げていました。その X window が古めかしいものだったのですが、とりあえず、perl と emacs を使うことが出来ました。たまにハングアップしたり、意味不明のエラーメッセージが出たのは困りましたが、Windows上で動く Linux という感じでは、よく出来ていました。

最近、改めてインストールしてみると更に良くなっていて、下のような GNOME が動くようになって、FTP のようなネットワークコマンドも何の設定の必要もなく動いてくれました。

Cygwin_capture

これはいいですね。 私は ubuntu を最新のSSD搭載パソコンにインストールしようとして失敗したしたのですが、そんな時に Cygwin で救済することが出来ました。

そして、ubuntu ほうは USBメモリにインストールして、BIOS設定のBootメディア順序の最初に外部メモリーにすることによって、USBメモリからBootして、Windows10 か ubuntu を選んで始められるようにしています。このBoot動作は、まるでドラマ ブラッディマンデイの主人公である天才ハッカーのイーグルのようで気に入っています。

更新日:2017年8月12日



オンラインブートキャンプ無料説明会
TITLE

自己紹介

50才になる半導体エンジニアです。
大学で電子電気工学を学び、1990年にその分野のまま就職。ASICやマイコンの設計を長く続けてきましたが20年も同じ分野にいると業態も衰退したり変化するもので退職し、今は外資のIT系会社に再就職して設計請負業をやっております。
お問い合わせは
nakata.xianzhi@outlook.com







Linux と 小ネタ

デジタル回路設計

海外駐在後記