emacs verilog-modeemacs verilog-mode を使えば、簡単なタイプミス、自動でインデント(段落付け)、自動でインスタンスするなど、面倒なタイプ入力が不要になります。 下の表は自動コマンドのキーワードのリストです。 因みに、筆者は立場上 ARM の CPU ソースコードをみることがあります。 実際 ARM のソースコードには verilog-mode が使われており、下の自動コマンドのキーワードが使われていました。
emacs というテキストエディタをご存じの人はたくさんいるとは思います。 それでも vi や vim を先に覚え、emacs は後で覚えようかな くらいに考える人が多いようで、実際に普段から emacs を使っているという人になかなか出会いません。10人中1人くらいでしょうか、残念です。 emacs は emacs lisp という言語で作られたテキストエディタでカスタマイズすることが出来、c モード csh モード perl モード html モード などなど emacs をインストールした時点で組み込まれているモードがあります。 ただ verilog-mode というモードがあるのをご存じでしょうか? ご存じであっても使い方を十分に理解されていますでしょうか? 筆者も vi が使いこなせれば十分と考え、ed コマンドを覚えて vi エディタの凄さに惚れていました。でもアメリカに駐在したとき、アメリカのエンジニアが使うのは、ほとんどが emacs で vi を使うのは古いといった感じでしたので、そこから emacs を学び、その凄さに取りつかれて emacs lisp 言語 elisp についても学ぶくらいハマりました。 さて、 verilog-mode ですが、使い方は難しくありません。ここでは使い方の説明したいと思います。 verilog-mode.el の入手verilog-mode.el は Mac's Verilog Mode for emacs もしくは GitHub/veripool/verilog-mode から入手します。 最近の emacs には この verilog-mode がプレインストールされているので、 verilog-mode をインストールする必要がなくなりましたが、個人で verlog-mode.el を入手してカスタマイズしたら、以下のようにして emacs に load します。 verilog-mode の起動カスタマイズした verilog-mode-n.el を ~/.emacs.d/my-elisp/verilog-mode-n.el に置いたとして、emacs で以下のように load します。
M-x load-file
または、.emacs に verolog-mode-n.el を load する関数を用意して global-set-key を作れば、もっと楽に load できます。
(defun load-verilog-mode-n ()
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自己紹介 50才になる半導体エンジニアです。大学で電子電気工学を学び、1990年にその分野のまま就職。ASICやマイコンの設計を長く続けてきましたが20年も同じ分野にいると業態も衰退したり変化するもので退職し、今は外資のIT系会社に再就職して設計請負業をやっております。 お問い合わせは nakata.xianzhi@outlook.com Linux と 小ネタ デジタル回路設計 海外駐在後記
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